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黄金の頭飾りと耳飾り

ルーム12、ショーケース151


セラミックス、金属
ペルー北海岸
チムー文化、帝国期 (紀元後14世紀– 16世紀初頭)
ML013563, ML100001, ML100002, ML100006

チムー文化に由来する装身具一式。頭飾りの側面は、鳥の冠毛或いは羽のような装飾を伴っている。頭飾りの中央部は鳥のくちばしを持つネコ科動物の顔である。 耳飾りからは、蛇がぶら下がるような姿で表現されている。

この装身具一式は、古代アンデスにおける神聖とされていたネコ科動物、鳥、蛇が一体となって表現されており、古代の為政者らが有していた絶大な権力を示している。

黄金の頭飾りと耳飾り(チムー文化)/ 側面に鳥の羽飾りのついた頭飾りをかぶった人物の土器(モチェ文化)