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黄金の頭飾り

ルーム11、ショーケース150


金属
ペルー北海岸
モチェ文化、地方発展期(紀元後1世紀– 8世紀)
ML100769, ML100768, ML100770

金及び、金・銀・銅の合金製頭飾りは、モチェ文化社会における最重要人物らによって使用された。 頭飾りには、ネコ科動物の特徴的な顔や牙を持つ表現がされている。 これらの顔と共に、コンドル或いは羽状の文様等によって鳥の存在が表現されている。 一方、ドラゴンやネコ科動物、鳥、蛇等の特徴を持つ神話的な動物が立ち上がった姿が表現されている。

これらの頭飾りは最高権力の象徴であり、その色や輝き、図像等を通じて、頭飾りを身につけた人物の超自然的な性質を知らしめた。