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チャンカイ文化

ルーム3、ショーケース31


セラミックス
ペルー中央海岸
インカ帝国期(紀元後13世紀- 16世紀前半)
ML010422, ML010489, ML031547, ML031935, ML040404, ML040407.

表面に磨きをかけないチャンカイの土器は概ね白い色をしており、黒又は茶色の幾何学装飾が施されている。

両腕を挙げて静止した姿の男女像は「クチミルコ」と呼ばれている。チャンカイの墓には、布製の衣装を着せた巨大なクチミルコが男女ペアで納められていた。

チャンカイ文化では、非常に高度な染織技術が発達した。チャンカイの人々はレースや布で死者を包み、墓に埋葬した。
また、土器も儀礼の一環を成しており、副葬品として死者と共に納められた。