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古代アンデスの文化

ルーム2、3、4

博物館に展示されている芸術作品のほとんどは、日用品として使用されたものではなかった。実用的な形を持ち、日用品として有用であったとしても、真の目的は現実的なものではなく精神的なものであった。

当館の展示物は、以下のように多様な役割や用途を持っていた。

・儀礼用品: 儀式で必要とされた液体・物質を入れる容器だった。

・副葬品:死後の世界へ旅立つ死者に添えて、墓の中に納められた。

・イデオロギーの伝達手段: 為政者の意思・意匠に従って生産された。

・宗教的表現の手段: 神話や儀式の様子を表現した 。

・芸術作品: 芸術家らは、才能を作品に具現化することで社会的地位を高めた。

土器は、研究者にとっても古代アンデス社会の様々な側面に関する豊かな情報源であり、先スペイン期文化の大部分が、土器の形状的・図像的特長を元に定義されてきた。
土器は時代の経過や地域によって変化することから、地域ごとの年代区分にも役立てられている。

古代アンデス文化の儀礼用土器には、次の明確な二つの様式が存在する。

北部式:立体的象形が際立ち、単色或いは二色使いで、形状は鐙(あぶみ、馬具)の型の柄を特徴とする。

南部式:多色彩の秀逸な絵付けが施され、形状は橋型双注口を特徴とする。

Paiján
ルーム2、ショーケース3

Queneto
ルーム2、ショーケース4

パコパンパ遺跡出土のすり鉢
ルーム2、ショーケース5

クピスニケ文化
ルーム2、ショーケース6

クピスニケ文化/ 神聖な動物
ルーム2、ショーケース7

ビルー文化
ルーム2、ショーケース9

ネコ科動物、鳥、蛇の融合
ルーム2、ショーケース10

パコパンパの女神
ルーム2、ショーケース11

サリナール文化
ルーム2、ショーケース13

ビクス文化
ルーム2、ショーケース14

モチェ文化・象形土器
ルーム2、ショーケース15

モチェ文化土器・細線絵付け
ルーム2、ショーケース16

ふくろう神
ルーム2、ショーケース17

アイ・アパエック神の旅
ルーム2、ショーケース18

モチェ文化土器の分類
ルーム3、ショーケース19

モチェの肖像土器
ルーム3、ショーケース20

土器作りの技術
ルーム3、ショーケース21

ワリ文化・北部海岸地方
ルーム3、ショーケース22

ランバイエケ(シカン)文化
ルーム3、ショーケース23

チムー文化
ルーム3、ショーケース24

インカ文化
ルーム3、ショーケース25

チムー文化の偶像
ルーム3、ショーケース27

スペインによる征服
ルーム3、ショーケース28

リマ文化・ニエベリア様式
ルーム3、ショーケース29

ワリ文化・中央海岸地方
ルーム3、ショーケース30

チャンカイ文化
ルーム3、ショーケース31

パチャカマック
ルーム3、ショーケース32

パラカス
ルーム4、ショーケース33

ナスカ文化A
ルーム4、ショーケース34

ナスカのシャーマンの太鼓
ルーム4、ショーケース35

ナスカ文化B
ルーム4、ショーケース36

南部ワリ文化
ルーム4、ショーケース37

チンチャ文化
ルーム4、ショーケース38

チンチャ文化
ルーム4、ショーケース40

Keros
ルーム4、ショーケース41

アリバロ(尖底土器)
ルーム4、ショーケース42

インカ文化
ルーム4、ショーケース43

カハマルカ文化
ルーム4、ショーケース44

ティワナク文化
ルーム4、ショーケース45

サンタ文化
ルーム4、ショーケース46